東京都・八王子市の高尾山。
東京近郊では最もアクセスが良い山です。
新宿から京王線特急を使えば最短47分で到着します。
標高は599.15メートル。
日本のトップである富士山が3,776メートルであること
を考えると、かなり小さな印象を受けます。
アマチュア登山家と自称するレベルの人にとっては
散歩程度の山かもしれませんが、生活習慣病が蔓延する
現代人にとっては、思いのほかしんどい登山路となっています。
さて、その高尾山ですが、
ここ数年の登山ブームもあり
平日の朝から、めちゃくちゃ混んでいるのです(マジで)。
世界中で年間登山者数は700万人といわれていますが、
高尾山は年間260万人も登山客がやってくるのです。
つまり世界中の登山客のうち
【3人に1人が登る】
世界一登山客が多い山なんですね。
2008年には「ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」という
フランス語で書かれた日本旅行ガイドで、観光地として三ツ星をとり、
外国人の登山客も訪れるようになりました。
実際に頂上付近では中国語と、遠足で来ていた小学生(幼稚園かも?)の
騒ぐ声が一番大きかった気がします。
ちなみに高尾山を登るとどれくらいカロリーを使うのでしょうか?
ケーブルカーを使う、杖を使うなど個人差が多き登山でカロリーを
計算するのは難しいでしょうが、登山時の消費カロリーを
ザックリ計算できるサイトがありましたので紹介しておきます。
【登山時の消費カロリー】
起点となる高尾山口。
さて、早速出発です。
高尾山の巨大マップが駅正面に佇んでいます。
もう、これを見たら登るしかない(?)。
「天狗で待ち合わせね」
きっと、そんなほんわかカップルもいることでしょう。
京王高尾山口からケーブルカーの清滝駅へ向かいます。
近くにはエコーリフトの山麓駅もありました。
今回、編集部はケーブルカーで頂上を目指します。
料金は大人片道470円(子供は230円)、
往復だとちょっと割安の900円です(子供は450円)。
そなえあれば憂いなしのAED
これまた驚くほどの込み具合。
リュックを背負ったままだと、他人に当たる恐れがあるので、
できるだけ前に抱くようにしましょう。
スタッフだと思うのですが、なぜかしゃがんでいました。
のぼりとくだりのケーブルカーがすれ違うときは、
一瞬冷や汗が…ビビリすぎですかね。
途中、下を見ると謎のドラム缶が置かれていました。
こんなところに何が?
さて、約6分で山頂へ到着します。
車内がギュウギュウだっただけに開放感は
たまらないものがあります。
意外にもハイカラな高尾山駅。
ケーブルカーをあがるだけで、結構な景色です。
ここからが本当の登山が始まるわけですが、
そのお話はまた次回に致しましょう。
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世界一の山・高尾山
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